もしもカードの現金化が違法になったら私たちの生活はどう変わる?

現在、法的にはクレジットカードの現金化は違法という判断が下されていません。
けれどももしも将来的に現金化が違法といわれるようになったら、一体どうなってしまうのでしょう。

それまでの取引は違法とならない


もしも新しく法的な判断が生まれたとしても、それまでに行われた取引は違法となりません。
法的な安全性を図るために、新しく生まれた法律を昔の取引に対しては適用しないという法律の一般的な考え方が存在するからです。

その後の取引はどうなる?


では、違法と判断が下された以後の取引はどのように扱われるのでしょう。
当然違法な取引ですから、法的な効果は無効となります。
民法上、クレジットカード会社に生じた損害をあなたが賠償することになります。

刑事罰が与えられることも


また、クレジットカードを使って購入した物を他人に売却し不当に利得を得ているのですから横領罪に当たる可能性も十分あります。
カードを意図的にそのような目的を持って作った場合には、今度は詐欺罪に問われる可能性がありますね。

法的な判断が下されたら衰退の一途をたどるだろう


いまでこそ、クレジットカードの現金化に関する法的な判断が曖昧であることから様々な業者が手を広げています。
しかし、これに対して法的な判断が下されるようになったらおそらくクレジットカードの現金化の業者は衰退の一途をたどることでしょう。
自然の摂理と申しますか、何とも致し方ない部分ではありますね。